訳あって、最初でいきなり最終回です。
□あらすじ□(読み飛ばして下さい)
ひょんな事から名古屋へ数日間の撮影旅行に出たのは、前の日記の通り(召喚された理由は別にあるが)。東京からの夜行バスでは隣の乗客がユラユラ揺れて眠れぬ夜を過ごし、旅の波乱を予感させる。友人宅にお世話になり、しかも味噌カツ丼、味噌煮込みうどん、手羽先、ひつまぶし等名古屋の名物を堪能しまくる。もちろん名古屋城、名古屋港、栄あたりの撮影も怠らない。一日だけ大阪へ。高速バスの都合で、たった5時間の滞在だったが、大阪城や難波を時間の限り歩き回り、撮り回り、連日歩きまくりだった自分は「ま、5時間で十分だったか・・・。」という結論を出す。そして翌日、ひそかに目論んでいた計画(今日の日記の本題)を実行に移す時が・・・
というわけで
■しゃちほこ丼をご存知ですか。■
皆さんは、『しゃちほこ丼』をご存知だろうか。
名古屋といえば、名古屋城の金のシャチホコ。
(「浅草の『金の炎』を魚っぽくしたやつ。」という例えは遠回り過ぎるだろうか。余計な説明だろうか。
万が一にも『金の炎』しか知らない人がいたら、この説明も無駄ではないのだが。)
なんと、名古屋にはその金のシャチホコをどんぶりにしてしまったお方がいらっしゃるそうな。
なんて大胆な!そんな馬鹿な!
しかし、数年前にとても信頼を置いている友人が教えてくれた情報だから、疑いたくなかった。
疑いではなく、詳細な情報を集めるためにネットで調べた。
すると、あっさり発見。
http://www.ctv.co.jp/omezame/gurumet/2002/0909/0909_3.html
いやいや、実在するのかは行ってみなければ…食べてみなければわからない。(ロマンを求めているので、あえて電話なんてしない。)
とにかく、上のサイトによると『しゃちほこ丼』とはこういうものらしい。
・黒川駅近くの『どんぶり屋弘太郎』オリジナルメニュー
・どんぶりのライスに左右対称にエビフライが突き出している
・ハヤシソースがかかっている
しゃちほこをイメージして、エビフライが刺さっているのはわかる気もするが、何故ハヤシ!!
何故ここの店主はハヤシソースにたどり着いたのか!!
そして、ついに実際にこの目で確かめる時が来たのです。
友人の知人に手当たり次第聞いてもらったり、名古屋大学のキャンパスを撮影がてらリサーチに行ったり、北警察署で地図を見せてもらったりして、たどり着きました・・・。
(ネットに住所も載っているんだから直に行けばいいんだけど、ロマンの件があるから)
これが、元祖(?)しゃちほこ丼の『どんぶり屋弘太郎』!!
・・・じゃない!
違うお店になってる('A`)
ネットで見たお店の外観写真と同じ場所だし、北警察署で見せてもらった地図には確かに『どんぶり屋弘太郎』の文字があったのだから・・・恐らく最近閉店か、移転したのでしょう・・・。
ちなみに実は、この場所を発見したのは14時過ぎ。
もしお店があったとしてもお昼の開店時間は過ぎていて入れなかったのでした。(夕方はまた別の用事があったし)
というわけで、なんともお粗末な結果になってしまったのですが・・・これで終わらせないのが私です。
見て下さい!!
これが、しゃちほこ丼!!
どうですか~~。どんぶりから突き出した二匹のしゃちほこ。
まさしくこれが、しゃちほこ丼!・・・ではなくて。
これがタネあかしですね・・・。
14時になって、どちらにしろ食べられないと踏んだ私は、さっさと諦めて別の近くのお店(『宮本むなし』さん)にお邪魔していたのでした。
この定食のエビフライを、どんぶりにちょうどいい大きさまで食べて、ご飯に乗せれば世界に一つしかないオリジナルのしゃちほこ丼が完成!!
行儀が悪いので、こそこそと作っていました。
おかげであまり味わうことも出来ず、本当にお店の方には申し訳なかったのですが・・・どうしても、「しゃちほこ丼を食べてきた」という実績が欲しかったのです。
許してください<(_ _)>
これを機にメニューに加えて頂けると、同じように辿りついた方が(少数派だと思いますが)喜びます(笑)
以上、しゃちほこ丼ツアー報告でした。
なんともしまりの無い話になってしまいましたが・・・このおかげで色んな人と出会えたし、名古屋の地下鉄にも慣れました(^^;
(ところで、このしゃちほこ丼、『どんぶり屋弘太郎』だけじゃなくて他にもあるらしいのですが・・・情報をお持ちの方は宜しくお願いします)
あたしも、もうちょっと情報集めてみますw
もしかしたら一時的な、あの近辺だけのブームだったのかもね~。
だとしたら他のお店でももうないのかも(笑)
あったら早めに(なくなる前に)報告して下さい♪